ぶらり途中下車の旅

30年前、絵手紙の創始者小池邦夫さんが市内の郵便局で初めて絵手紙教室を開いた事から絵手紙発祥の地となった狛江。
絵手紙さろんは、小池さんがいつでも誰でも絵手紙を描けるように、との思いで今年6月にオープンしました。さろんでは500円で、道具を借りて直接指導を受けながら絵手紙を描く事が出来ます。
小池さんは元々、大学で書道を学んでいましたが、賞を取ることが目的である事に疑問を持ち、大学を中退。何の気なしに友人に絵手紙を送り始めました。引っ込み思案だった小池さんが思いのたけを絵手紙に託すようになると友人から内容を誉められるようになり、少しずつ自信になっていったそうです。
物を作ったり、心を表したり、手の力を大事にしたいと言う小池さん。
絵手紙を、幸せや喜びを今の時代にもう一度見つめなおすツールとして、さらに若い人に広めていきたいのだそうです。