ぶらり途中下車の旅

元々、マスキングテープが好きで、500種類以上のマスキングテープを集めていたという船原さんは、武蔵野美術大学造形学部の油絵学科4年生で、現在就職活動をしています。色を重ねて塗っていく油絵の描き方をヒントに、様々な色のテープを重ねて貼っていくオリジナルの絵画制作を思いつきました。使うのは、手でちぎったマスキングテープだけ。はさみやカッターは一切使用しないそうです。
絵の中でマスキングテープを使う人はいらっしゃいますが、マスキングテープだけで繊細な絵をつくりあげるのは珍しいそう。誰でも知っている名画を、違った手法で表現することで新たな世界を生み出しています。