ぶらり途中下車の旅

プンチャック・シラットとは、インドネシアを中心とするマレー地域発祥の1000年の歴史を持つ伝統武術です。
精神安定や集中力を養成するもの、護身術、民族音楽に合わせて型を演じるもの、ボディープロテクターを着け、試合のルールに従って戦う格闘術4つの要素に特化したさまざまな流派があり、インドネシアでは地域によっては学校の授業に採用されるほど、盛んなのだそう。競技用のシラットは2008年にアジア大会の正式種目となり、日本では50人ほどの競技者がいます
ユリ先生はプンチャック・シラットを高校の頃に始めて30年以上の師範。
精神安定や集中力を養成する達人で気を使って目隠しでも物を探したり、どこから攻撃が来るかなどがわかります。
気の原理としては目を瞑り、額の前にボールペンをずっと当てずに出す違和感のような物を感じ取り場所を把握するそうです。