ぶらり途中下車の旅

20年前から、古い薬のコレクションを始めた平井さん。
その数、なんと1万種類以上！本業は薬剤師です。
もともと歴史や神社仏閣など古いものに興味があり、骨董市をのぞいたりするようになり、そこで「お歯黒」や、古い薬が売っていたため、「こういうものを集めるのも楽しいかもしれない」と思ったのがコレクターになるきっかけだそうです。
今では1万種類を超える品々が、自宅を埋め尽くしています。
コレクションの中には、「ハイトリック」といって、大正時代から昭和初期にかけて使用されていた時計じかけの「蝿とり機」や、瓶に液体が入っていて、それを専用の噴霧器に入れて使用するキンチョールなど、珍しさ、懐かしさ、おもしろさがつまったものばかりです。
念願かなって、今年の秋、コレクションを展示する博物館が八王子にオープン予定です。