ぶらり途中下車の旅

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放送内容

2016年4月30日放送分

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神奈川新町駅 NPO法人 神奈川区いまむかしガイドの会

玉手箱を開けない!神奈川の浦島太郎伝説!

こちらは神奈川区を中心にその周辺の市・区の史跡、旧跡などをご案内するボランティアガイドの会。
定期的に行う企画ガイドと、依頼があってその地をガイドする依頼ガイドの2種類があります。
神奈川区には浦島太郎伝説があり、普通の浦島太郎とは違い、釣りをしていて釣り上げた亀が、乙姫になり、別れ際に乙姫から玉手箱と観音菩薩を貰います。
そして太郎が帰った世界では300年が経っており、両親のお墓がある神奈川に、お堂を立て、玉手箱を開けずに観音様と一緒に納め、再び竜宮城に帰っていき、永遠の命を貰って観音様のお手伝いをしていると伝えられています。
また浦島町や、浦島丘、亀住町など浦島太郎にちなんだ地名や、カメを模した車止め、浦島太郎が足を洗ったとされる井戸など至る所に浦島太郎を感じるスポットがあり、江戸時代に描かれた浮世絵にも度々描かれています。
浦島太郎が観音像と玉手箱を収めた御堂は浦島寺と呼ばれ、古くから親しまれていたが、明治元年の大火によって焼けてしまい、残った太郎の両親のお墓と観音様は慶運寺に収められ現在では2代目の浦島寺と呼ばれています。
観音像は12年に一度、子の年にだけご開帳され次のご開帳は2020年になります。

浦島太郎の山車

浮世絵にも載っている

浦島観音像は12年に1度開帳

所番地
神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町18−2(慶運寺)
特選情報
[ホームページ]
http://imamukashi.kilo.jp/ (神奈川区いまむかしガイドの会)

絵本 よこはまのうらしまたろう
絵:たかなしなおこ
発行:横浜市歴史博物館

浦島寺の浮世絵
資料提供:神奈川県立図書館

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