オーストリアとの国境を目指してひたすら歩く長瀬。すると! 「ブブゥーン!」
長瀬「なんかバス来たよ?」
長瀬の横を通り過ぎていく黄色いバス。これはまさか・・・
長瀬「なんだよ!遅れてたんだーっ!!もうこうなったらとことん節約してやる!!」
悔しい乗り過ごしで、節約根性に火がついた長瀬、どこまでお金をセーブできるか。

列車を降りて地図を見ているのはリーダー城島。フランスとの国境の町バーゼルまできたが、ここからはどのようにフランスを目指すつもりか? ライン川に沿って行けばフランスに入れると知った城島、水上タクシーを見つけ、さっそく乗り込む。
城島「フランスかぁ・・・おいしいワインがごろごろしてんねやろな!」
と期待に胸ふくらませ流れに身を任せているが、船頭さんの話に耳を疑った。
城島「フランスの川には行けても陸には上がれへんねや・・・」
じつはライン川からはフランス入りすることはできない。 「行きたいなら泳いでいくしかないよ」とのこと。

その頃、バスに嫌われひたすら歩いていた長瀬は、妙な橋に辿り着いていた。
長瀬「りひてしゅたいん?」
そう、ここはスイスとリヒテンシュタインとの国境の橋だったのだ。
長瀬「あ、すげぇ!ここ国境だよ!!」
リヒテンシュタインは、日本の小豆島ほどの大きさしかない小さな国だが、立派なヨーロッパの一国。 3人のうち初めての国境越えは長瀬のリヒテンシュタイン入りとなった。