交通大国日本。
それを支える全国に広がった道と交通機関を使えば、どこへだって行ける現在。ならば、整備された遠回りのルートと、道なき道を行く直線のルートでは
どちらが早く目的地に到着できるのだろうか?
そんな対決を実現する舞台は、大分県国東半島。
九州の北東に位置するこの半島は、もともと火山島だったものが陸続きになり、丸く突き出た形状をしている。

その北の付け根。和間港をスタートし、半島の反対側の付け根亀川漁港を目指す。対決するのはこの男。まず交通機関を駆使して遠回りに挑むのはリーダー城島茂。そして、持ち前の体力で近道の道なき道を行くのはマウンテン野郎山口達也。
おじさん「位置について・・・用意、スタートッ!!」
漁港のおじさんの合図で飛び出したのは、まずは徒歩のリーダー城島。
達也「体力持たないでしょ〜」
と、スタートから50mであっさり自転車達也に抜かされてしまった。

達也が進む直線ルートには、国東半島の山々がそびえたっている。
達也「あの谷間を抜けていこう!」
快調に飛ばしながらも、方向の確認と対策を練りながら進む達也。
一方城島は、列車に乗るべく最寄りの豊前長洲駅へやってきた。
時刻表を確認すると、1時間に1本ほどの列車がちょうどやってくる時間。
城島「あぶねぇ〜・・・」
なんとか乗り込み一息つくが、この調子で大丈夫なのだろうか・・・?