こちらは田園風景の中を行く達也。
直線を走るつもりが気づかず大回り、なんてことのないように微妙に分かれたY字路も方位磁石で確認しながら慎重に進んでいく。
達也「よぉーし!こっちだね!」
そうして選んだルートは、やはりどんどん山へ向かっており、傾斜が強くなってきていた。 その頃城島、さっそく一息ついたと思ったらその電車の終着駅はお隣の宇佐駅。 あまり距離を稼げなかったが、宇佐駅前でタイミングよくバスに乗り込むことに成功!
城島「タイミングええで、ボクゥ〜」

城島の乗り込んだバスは豊後高田市行きの路線バス。
この時点では、総距離にして短い達也がリードしているが、達也にはこの先越えなければならない本物の山が待っている。きつくなってきた傾斜と細くなっていく道に息の上がり始めた達也。 だがまだまだ序盤、しっかり先を見据えて体力を温存しておきたいところ。
達也「おお〜木が倒れてる・・・!全然周りの景色見てなかった・・・」
目前の倒木で我に返った達也、これで気合いを入れなおし力強くペダルを踏む。

城島「こっからどうするかやね・・・」
豊後高田市でバスを降りた城島、ここまでは運よく交通機関を利用できたが、ここから先はそれほどわかり易いものではないようだ。そこで、
城島「海沿いをぐる〜っと行きたいんですけども」
と伺ったのは観光案内所。すると、伊美行きのバスに乗れば半島の外周を回ることができるとのこと。 だが、時刻表を照らしあわすとバス到着まで15分ほどあるようだ。