やはり作物の母である土作りは、そう簡単に出来上がるものではないようです。そんな分析結果を携え村に戻った二人、収穫しはせ掛けも終わったアワ・キビの脱穀に取り掛かる。そして翌日、水車ではさっそくアワとキビのヌカが取られ、黄色いキビと白いアワの実が姿を見せた。
明雄さん「ほーれ、きれいだべ?」

ヌカの取れたアワ・キビはそれぞれ5kg・6kgの収穫となりました。
では、太一待望のさっそく料理へととりかかることに。
まずはキビをウスで挽き、粉状にしたもので昔ながらのきび団子を作るのは城島、マリサ、保原。 そして、達也、長瀬、明雄さんで作るのは秋の甘味も加えたアワの栗ぜんざい。 お互い蒸かしたものをウスで突き、おいしい秋の甘味の出来上がり。

アワで作った栗ぜんざいは、男たちにも大好評。
とくに長瀬には大好評であった。
しかし、桃太郎で有名なきび団子はというと・・・
長瀬「・・・・・・」
城島「これ、よく家来になったな・・・」

どうやら犬猿雉とは、味覚があわないようです。
土も良くなり味覚も満足のアワ・キビ作り。
だがさらに土の質を上げるべく、春に向けてのライ麦作りが翌日にすでに始まったのでした。