日本全国春爛漫、冬に積もった雪も解けてせせらぎへ。そして、やがては海へ注がれる。
その流れに乗って海へ出たい。
「ラジコンボート、川を辿って海へ出られるか!?」
今回挑戦する川は、仙台市の中心を流れる広瀬川。江戸初期、青葉城の築城とともに、その城下町には縦横無人に張り巡らされ、人と水とが密接に関わり合ってきた。

スタートは広瀬川の中流域に注ぐ斉勝川の水源月山池。目指すは大平洋。
そして、今回使用するラジコンボート、その名もサンストーム号。その性能は最高時速30kmというスピードを誇り、なおかつ長距離航行をも可能な優れモノ。
達也と松岡の操作で目指す大平洋。進水式も早々に早速、スタート位置へ。
そして、スタート!
しかし、いきなりのコースアウト。松岡が救出し再び出航。

その後は水深10cmの清流を順調に下っていった。暫くすると、川は二手に分かれており、右には水止めがある。
進行を左の流れに決め進んでいくと、人一人通るのがやっとのトンネル。恐る恐るではあるがここを通らずにはゴールはない。そのトンネル50m、ようやく見えた光。
トンネル無事通過で、出たのは斉勝川。そこからは順調に、葦の生い茂る困難な道も上手くかわして、しかし、調子に乗ると、座礁。