そのころ太一もスタート直後、さっそく信号に捉まり、太陽光の下で渋々待っていた。
太一「信号で待つのもロスなんだよなぁ・・・」
背中をしたたる冷たい感触に、はやくも焦りを感じる太一。
太一「なんかおもらししてると思われそうだな・・・」
しかし今のところ為す術のない太一、とにかく前へ前へと進んでいく。

だが、しばらく歩いた先の金物屋で麻袋を手に入れた太一。さらに金物屋のご主人のご厚意により、2輪の台車をお借りして、俄然保冷効果が高まった!
太一「ありがとうございます!これで大丈夫でしょ!」
太一、これで少しは暑い外気から氷を守れるか!?

一方、長瀬も歩きでの運搬に限界を感じていた。
長瀬「おっ!スーパー? あのカート、理想的な形だね!」
ということで立ち寄ったスーパーで、お店の方と交渉。そして・・・
長瀬「おお!こっちのが全然速いよ!」
ゴール付近の系列店までという条件で、快くカートをお貸しいただいた!