古より食されてきた「くさい料理」。
しかし、あまりに強烈なその匂いに箸をためらってしまうそんな食材にも、それなりのワケがある!
それは微生物たちによって作り出される栄養素や旨み成分。つまり発酵によってその匂いは発生するのである。

だが、匂いが栄養素と旨みの副産物であるのならば、くさい料理は必ず旨く栄養価も高いはず!
これは確かめないわけにはいかない!と、これからの季節夏バテが心配されるリーダー城島茂と、料理にはちょっとうるさい男・松岡が世界のくさい料理を探しに出発!匂いを数値化してくれる臭気計を持って、一番くさい=一番旨い料理を探しにゆく!

まず定番のくさい食材を求め、静岡県伊東市へ。
そこで売られていたのは、名は体をあらわす「くさや」。店頭で売られているくさやをさっそく臭気計で測定するが、その数値は納豆よりやや強いくらい。
そこで、さらなる臭さをもとめて原液のあるくさや工場へ向かうと、そこは物凄い匂いに包まれた異空間。