次世代のエコエネルギーとして期待されるバイオ燃料。
現在さまざまな物がバイオ資源として研究され、実際に燃料として 工場機械や自動車などに利用されつつある。 そんなエコエネルギーだけで、いったいどこまで進むことができるのか?
使うことができるのはきっかり1リットル。果たして!?

実験の舞台、北海道は十勝へとやってきた松岡。ここでは、食品としては出回らなかった小麦を使い、純度99.5%のエタノールが作られている。
これを3%だけガソリンに混ぜたものが、小麦のバイオガソリンとなる。
一方、もうひとつの舞台沖縄では、達也がサトウキビで作られたバイオガソリンを入手。こちらもガソリンに3%を混ぜて作られている。

日本の南北に分かれ、それぞれ原動機付きバイクにまたがり、1リットルをうまく使ってできる限り遠くを目指す2人。両ルート共に天気は快晴、絶好のドライブ日和だが、気になるのは天気よりも燃費の方。
心がけるのは、できる限りスピードを一定に保ち、効率よくガソリンを燃やすこと。
そのため、信号でのストップや上り坂は、このドライブにおいては命取りとなる。