早速、その方式で音を刻めそうな場所を探し、校内を捜索。
場所の条件としては「平ら」それでいて「傷つきやすい」ということがポイント。
しかし、なかなか条件に合った場所が見つからない。
黒板は傷が多いし回せない、窓ガラスは硬すぎて針が負けてしまう。
やはり校舎に校歌を刻むことなど不可能なのか!?

そんな中、太一が打開策を思い付く。
太一「まっすぐでもいいんじゃない!?」
つまり、蓄音部分を回転させる円盤式でなく、針を動かして溝を掘る直線方式による蓄音。
この方式であれば、大きいものや固定物でも蓄音することができる。
でも、直線方式で蓄音するには、ある程度距離がないと難しい。
どこかよい場所はないか!?
児童「体育館は?」
その意見に一同は満場一致で賛成。
太一「体育館がレコードになるってすごい!!」

早速、体育館へ向かい、体育館の床をレコードに蓄音を試みる。
しかし、床に傷は残るも、音は出ず。どうやら、しっかり音を出すためには、同じ溝を一定の速度でたどることが重要になってくるようだ。
さすがに、この条件を満たすには手動では難しいということで、レールを作り、それに沿って蓄音装置付き台車を走らせ、条件を満たすことに。