東海の中心都市である名古屋市を抜け、晴天の青空のもと知多半島をひた走るソーラーカーだん吉は常滑市に突入。
伊勢湾沿いを走っていると、右手前方より見えてきたのは、常滑市のランドマークであるセントレア空港。
達也「来たなぁ。三重県にいる時はえらく遠くに見えたのに。」
まるで海に浮かぶようなその空港を横目に見つつ、だん吉は半島を更に南へ。

そして、抜けるような空の下なおも走っていると、前方より道沿いに置かれた大きな甕(かめ)が出現。
長瀬と達也は、ぜひ作るところを見てみたいと、常滑港をぐるりと周り、市内中心部へ。
すると、
長瀬「あ!煙突。あっちにも煙突!」
あちらこちらに工房の煙突が立ち並ぶ。
さすが、陶器の町といった感じの景色に、長瀬と山口が感心しているうちに、だん吉は常滑焼の工房に到着。
さっそく、中を見学させていただくことに。

長瀬「これですねぇ。要所、要所に置かれていたのは。」
工房では、ちょうど職人さんが、甕(かめ)を作成しているところだった。
前川さん「常滑焼は、千年の歴史があるからね。」
と、職人の前川さんが語るよう常滑焼の歴史は古く、平安時代末期より現在まで脈々と伝統の技巧が受け継がれている。