前川さん「この土はね。機械処理してないんだわ。」
と、前川さんが見せてくれた土を触ってみると、
達也「やわらけぇー!」
その朱泥色が特徴であるその土で作った甕(かめ)は、台の周りを回りながら棒状の粘土を螺旋(らせん)状に巻きあげていく「ヨリコ」と呼ばれる製法によって作られる。

さっそく2人はその「ヨリコ」に挑戦させていただく。
前川さん「台を回る時は、相撲のすり足のようにすっていかないといかんよ。」
その姿に、
長瀬「マイケルジャクソンのムーンウォークのようにね!」

冗談もほどほどに、長瀬は、さながらマイケルジャクソンばりのすり足で台の周りをくるくると回り始める。
が、そこはやはり初心者。くるくる回ってるうちに
長瀬「危ない、マジで危ない!」
目が回り、思わず壁にもたれかかってしまう。
長瀬の姿に、前川さんは苦笑い。
自ら体験してみて、熟練された技巧のその凄さを改めて実感した二人は、前川さんにお礼を述べ、さらに先へと急ぐことに。