その作り方を教わるべく、次に訪れたのはゴムの研究をしている東京理科大学、伊藤研究所。
ゴム樹液(ラテックス液)からゴムを作るには、酸を加えてゴムの成分を抽出する。
さらに、そのゴム成分に硫黄と熱を加えることで硬くなり、より弾性力が増すとのこと。
そこで、酸と硫黄を入手していよいよスーパーボール作りへ!

酸には梅干し、レモン、ヨーグルトを用意してそれぞれ試してみることに。
すると、ヨーグルトと梅干しではなかなかゴムが固まらない様子…
しかし、レモンを絞ってラテックス液と混ぜると、なんとゴムの塊になった!
このレモンを混ぜたゴムボールに硫黄成分が含まれる温泉の素3種類(箱根・別府・登別)を加えてみることに。
混ぜ合わせてみたところ、最も硫黄の匂いが強い箱根温泉の素がスーパーボールになるのでは?
と予想する2人。

これらをボールにするべく、ゴム工場にやってきた2人。
まずローラー機にかけて、ゴムの中に硫黄をしっかりと練り込ませる。
そして、練りあがったそれぞれのゴムをプレス機にかけて待つこと15分。
出来上がったのは歪な形の登別ボール、柔らかい別府ボール、しっかりと固まった箱根ボール。