本土に別れを告げ、乗り込んだのは小笠原諸
島へ唯一の交通手段となる「おがさわら丸」。
旅客定員は1000名程で船内には、食堂、軽食コーナー、さらにはカラオケルームなど
片道約25時間にも及ぶ船旅に花を添えてくれる設備が揃っている。
達也「すげー、広くない?」
二人は船室内に設けられた、寝床で仲良く雑魚寝。
するとここで城島が
城島「25時間長いから、色々持って来たよ」
城島のカバンには、トランプ等の大量の玩具が。
達也「あのさ、大人しく寝てくれない?」
そんな達也をよそに、浮輪の準備までし始めた城島。童心に帰っての楽しい船旅が始まった。

出港から24時間。
ようやく家族のように連なっている事からその名が付いた、聟島列島、父島列島、母島列島でなどの小笠原の島々が見えてきた。
達也「意外とでかいな」
目指す、父島は弟島、兄島、父島が連なる父島列島に位置しており、品川区ほどの面積で、およそ2000人が暮らしている。
元々日本人は住んでおらず、江戸時代の終わりごろに捕鯨の拠点として移り住んだ欧米人によって開拓されたという歴史を持つ。

長い船旅も終わり、本土からはるか南、父島の二見港に上陸を果たしただん吉。
城島「おーし!」
晴れ渡る青空に、長旅の疲れも吹き飛び、いざ、南国の島巡りへ出発!
まずは、船が到着した二見港から北へと向かう。
達也「砂浜も奇麗だな〜」
城島「海外みたいやな」

これでも東京都かと、見間違うばかりのエメラルドグリーンの透き通った海に心を癒される二人。