ここで、港から戻った達也も合流し、みんなでピーマカ作り。
達也が持ってきた新鮮なササヨをまず切り身にする。次に独特の風味を消すために庭で採れた未熟なダイダイを酢の代わりに塩で揉んだササヨと大根の上に振りかけて完成。
達也「イエーイ出来た!」
城島「美味しそうな匂いするわ!」

先程、頂いたソデイカは刺身にして、準備万端調った。

早速、場所を庭のテラスに移し、父島ならではの異国情緒溢れる料理を頂く。
まずは、ピーマカから。
城島「美味しい!」
達也「うまい、酸っぱい」

ダイダイの酸味と、ササヨの淡泊な味が空きっ腹に浸みわたる。続いてセーボレー家が伝えた島の料理、ダンプレン。
城島「モチモチしてる、美味しい」
達也「和と洋がくっついた感じだな」

ソデイカの刺身も美味しく頂き、思わず笑顔がこぼれる二人。と、ここでふと思う。
達也「今日、全然走ってねぇな」
ゆっくりと流れる時間の中で、人々の温かさに触れた一日。小笠原諸島の旅はまだまだ続く。