その帰路、何やら、別の漁師さんが大きなイカを船から下ろしていた。
達也「でっけぇ!」
これは体重20kgにもなるソデイカという種類で島の名物だそう。
漁師さんのご厚意に甘えて、その肉厚の身を切り分けてもらい、城島の待つ瀬掘さんの家へと急ぐ。

一方その頃、城島はセーボレー家が伝えた、島料理、ダンプレン作り。
まずは、瀬掘さんのお母さんとベースのだしを作る。たっぷり手羽先を入れた鍋に水を加え、煮込んでいく。
この「ダンプレン」と言う料理名は英語のスープに入れる小麦粉の団子「ダンプリング」が訛って付いた名前だという。
さらに、父島ではおばあちゃんの事を「アンマ」と呼んでいるが、これも、英語の「グランドマザー」が訛ったものだと言われている。

1つ勉強になった城島。早速、おばあちゃんを「アンマ」と呼んで試してみるが…
お母さん「私、まだアンマじゃないから」
微妙な乙女心が分からない城島であった。
気を取り直して、最後にこの料理に欠かせない小麦粉の団子を入れて、コショウで味を調えれば島の郷土料理「ダンプレン」が完成!