まず、さっそく養殖場の池辺さんに案内して頂く。
達也「これ、全部ヤマメですか!?でかい!」
いけすには、天然より大きい体長30cm以上の“尺ヤマメ"。
イクラを調達するべく、達也はいけすの中でヤマメの選別。
お腹を触り、筋肉のように硬ければ、まだ未熟な筋子の状態。柔らかければ、熟したまさに食べごろのイクラの状態だという。
達也も早速、バシャバシャ水に濡れながら、活きのいい中から、お腹が柔らかく大きく膨らんだヤマメをなんとか手づかみ!

早速、包丁でお腹を割いて、飛び出してきたのは、黄金色のイクラ!
3000粒ほどの卵の色は、エサの影響を受けて変化する。
一般的にサケ科のイクラが赤い理由はエサとなるオキアミによるもの。ヤマメはヤゴなどの色素が薄い水生生物を食べるため、黄金色だという。
その黄金のイクラに、塩で揉んで下味とハリをつけ、いざ、新米ヒノヒカリの炊きたてに、ぶっかけ、仕上げにおろしたてのワサビ醤油をぶっかけて、完成!
海魚とはちょっと違う、川魚ならではの『ヤマメのイクラかけご飯』!
達也「プチプチ!さっぱりして、臭みもなく、新米にも合う」

一方、松岡は秋田の8割を占めるという“あきたこまち"の新米に合う、ぶっかけ食材を探しに、秋田県北部、盆地の町大館市へ。
さっそく、畑作業をしていた方から“つくね芋"という、食材の情報を聞き、「JAあきた北 山の芋部会 部会長」の富樫さんの畑で、“つくね芋"なるものを、掘らせて頂くことに。