土の中から出てきたのは、ゴツゴツした握りこぶし型の大きな芋。
松岡「デカイ!こんにゃく芋みたい」
その“つくね芋"は、長芋、大和芋などと同じ山の芋属の一つ。
朝と夜の寒暖差が大きいほど、甘みと特有の粘りを生む。
1000m級の山々に囲まれる大館盆地はその名産地で、そのつくね芋をすりおろして作る、非常に粘りが強い「とろろ」も地元のご飯には欠かせないという。

では、部会長富樫さん宅で調理開始。
新米が炊ける間に、とれたてのつくね芋でとろろ作り。
皮を剥いて、すりおろすと、
松岡「中は真っ白!すごいな粘りが」
すりおろし器から受け皿まで50cmも切れずにつながるほどの粘り。
さらに、箸でつかんでも、固まりのまま動かない!
松岡「モチだよ!」

そして、富樫さんのススメで、特製の煮干しダシの味噌汁でのばしながら、味付け。
それを、新米あきたこまちの炊きたてに、ぶっかけ!
『つくね芋のとろろかけご飯』!
松岡「芋本来の味が出て、煮干しダシの香りもいい!」
お米と切っても切れない程の相性抜群のとろろで、松岡の本日1杯目。