一方、達也と松岡は橋を渡らず、道なりに左へ。
起伏の少ない海沿いを走ってゴールを目指す作戦、まずは海へ下る。
重いギアで節約したおかげで、コギ数は720。
そして長瀬と太一は、1080コギで住宅街の複雑な道へ。
下りのまま順調に進むと思われたが、その先は行き止まり。
気を取り直して前後を交代し、今度は太一が前で上りを試みる。
が、軽い太一では上手くハンドルをコントロール出来ない。
つまり、タンデム自転車は体が重い人が前に乗る方が安定する。

海を目指して住宅街を下る達也と松岡も、同じく道が途絶えた。
やむを得ずギアを下げ、上り坂を戻って海への下り坂を探す。
一方、前後交代の長瀬と太一。
さらに下りで、なるべくブレーキを使わず一気に下る。
そして、正面に見えるのは街の先に広がる海。
太一「これ、近いかもよ!」

住宅街を迂回し、上り坂の達也と松岡。
意地でもギアは下げられないと、前後を交代しながら坂の頂上へ。
そして地元の名物、最大18%の急こう配を一気に下る。
海まで出られるか?
一方、こちらも一気に2qを下ってきた長瀬と太一。
しかし、その先に約400mの急な上り坂。
下りで勢いをつけても上り切れず。
ならば再び、長瀬が前でパワー勝負!