DASH村は、地震の影響でお休み中。
男たちは村の作業が再開できるまで、実地研修期間。
城島「ひと月ぶりぐらいやで、畑仕事」
それは、ふるさと福島を離れることになった明雄さんにとっても。
この日、明雄さんと城島、礼斗は、愛知県扶桑町。
ここの野菜畑は、明雄さんがずっと見たかった場所だった。

田中さんの畑では、世界一長い大根“守口大根”が
1m20cmほどに伸び、この地の名物、守口漬の材料となる。
しかし、5年前から高ウネもこしらえて臨んだ村の畑では、
種をいただき、アドバイスもいただいてきた
田中さんの守口大根には、とても及ばない平均90cm。
その悔しさが、余計に明雄さんや城島に興味を抱かせていた。

田中さんが、最も神経を使うというのが土。
城島「この土サラサラ!」
それは明雄さんにも初めての手触り。
明雄さん「村に持って行ってはダメか?」
まるで砂の様なやわらかさ。
それは、地元を流れる木曽川の恵み。
上流の山砂を川の水が運び、年月をかけて蓄積させた。
肥沃で水はけが良く、守口大根を深く長く、生長させる。