さらに、デザートとして、城島が作ったのは、砂糖漬けのラワンブキとハスカップを使った、「ラワンブキの砂糖漬のせ ゼリー」。
城島の説明に従い、先生方が青色のゼリーにレモンシロップをかけ混ぜあわせる。するとゼリーの色が赤く変わりはじめた。

その秘密は、ハスカップに含まれるアントシアニンという成分。
眼の疲労回復にも効果のあるこの成分は、酸に反応すると赤に、アルカリ性に反応すると青く色が変わる性質がある。
この性質を利用し口においしく、見た目に楽しい化学変化を楽しむ 理科実験デザートとなった。
そして、栄養バランスもクリアーしたラワンブキづくしの給食は、先生方の判定も合格!
果たして、螺湾小学校の子ども達に美味しく食べてもらえるのか!?

いよいよ給食の時間。
子ども達が給食を食べる様子を、地元のテレビ局の取材としてカメラマンが撮影、別室で城島・太一と校長先生がその様子を見守る。
運ばれてきた給食を子ども達が盛り付けはじめる。
「わあ!すごい!」
食缶のフタを開け、パエリアの見た目に驚く子どもたち。
子どもに気に入ってもらえる様な彩りという面では、まず成功か。