これまで、日本各地で挑んできた「ご当地競技」。
ここまでの戦いは、通算12勝20敗で大きく負け越し。
夏の終わりの大勝負。
松岡「でっけぇ花火を打ち上げてえんだよ」
“ご当地選手権2011 夏の陣"
勝って咲かせるか、大輪の花!!

一つ目の舞台、鹿児島の港には松岡と、元WBC世界フライ級王者・内藤大助。
フットワークもさることながら、ハードパンチも速い。
タイトルマッチで、勝利敗北ともに最短記録を持つ、人呼んで最速男はとにかくストイック。
一方、山形で城島に喝を入れるのは、日本女子テニス界の伝説・杉山愛。
ダブルスで元世界ランク1位、ウィンブルドンでも常連だった彼女は、強烈なバックハンドと、粘り強いステップワーク、そして、それを支える負けず嫌いが最大の武器。
強力なパートナーを得て、いざ!

松岡と内藤、最初の戦いは、鹿児島県長島町。
5kg級の養殖ブリのご当地ブランド・鰤王の産地、薄井漁港は、養殖ブリの生産量が年間約7000tを誇り、日本一の港でもある。
この町で毎年夏、行われている名物競技が「ブリのつかみ取り大会」。
子供から大人まで、泳ぐブリを素手でつかまえ、抱えて運ぶ競技。
その会場を、あづま海水浴場に再現していただいた。
戦いの場は、10m四方の網の中、そこに鰤王30本が放たれる。