暑さもようやく過ぎ去り、日々秋めくこの季節。
毎年恒例だったDASH村での栗拾い。
しかし、実に穴を開けるモモノゴマダラノメイガなどの害虫の被害が多く、大きさもまばらで実が小さいものも多かった。
そこで向かったのは、栗の名産地として知られる、京都府京丹波町。
古くから各藩主が朝廷や幕府に献上していたという丹波栗。
そんな、甘くて美味しい栗の栽培の方法とは!?

訪ねたのは、栗の栽培歴55年の山内さんの栗農園。
最も驚いたのは…
太一「こんな大きいの見た事ないよね」
丹波地域の栗は、とにかく大きいのが特徴。
そして、村との大きな違いは樹の高さ。約3.5mの高さで抑えられた「低樹高栽培」は、直射日光が当たる所にしかイガがならないことを利用したもの。その他、風による落下防止や害虫駆除など様々な利点がある。そして何より、大きくて甘い栗ができる。
太一「剪定は必要なんだね」
樹の高さを抑えることで、村でも大きくて甘い栗ができる。

そして、栗をイガごと土の中へ埋めることで、害虫対策となる。
やがて地中のイガは腐ると堆肥となる。
収穫した栗は35kg、すると…
太一「手がベタベタしない?」
その理由は、イガの内側に含まれている水分。
これにより乾燥を防ぎ、栄養補給を行っている。
長瀬「へその緒だ」