早速、新男米を検査。
まず、玄米1gを米麦水分計で、水分量の測定。
その結果は、15%と適切な水分量と判明。
続いて、20gの玄米で整粒具合や、緑色や白濁色をした未熟粒、胴割れを起こしている被害粒がどれほどあるかを、プロの目でチェック。
プロの見た印象は、栄養状態が少し足りていない、とのこと。
整粒と未熟粒・被害粒を肉眼で1粒ずつ分けていき、整粒の割合を見てみると、全体の68%との結果。
一等米は整粒が70%以上からということになっているので、わずかながら足りない結果に。
達也「もうちょっとですね、惜しい!」
惜しくも二等米ということだが、食べるには十分美味しいお米。

今年の新男米は、雑草に栄養分をとられたことで未熟米が多く、品種改良途中で粒の大きさにバラつきがあった。
まだまだ選抜を繰り返す必要があるということ。
そんな新男米を精米し、やってきたのは福島県福島市。
長年、村でお世話になっていた方達に、新男米を食べて頂きたいと、明雄さんの畑に集まって頂いていた。
久しぶりの再会に一同大喜び。
早速、3升分の米をとぎ、釜で炊き上げる。
さらに、明雄さんの畑で作っていた白菜もちょうど食べ頃を迎え、そんな白菜で作るのは、豚汁。
後は炊き上がるのを待つばかり。

いよいよ待ちに待った、新男米が炊き上がった。
蓋を開けてみると、ふっくらと見事な炊き上がり。
達也「福島からできた米が新潟で育ったよ」
皆さんが持ち寄ったおかずと、明雄さんの畑でとれた白菜を使った豚汁と共に、新男米が食卓へ。
達也「うまい!」
明雄さん「光沢が違う、粒も大きいし」

そして、豚汁の味も…
城島「懐かしい」
そんな楽しい食卓には、皆の歌う『ふるさと』がいつまでも楽しげに響く。