次なる対策は、世界で最も酸っぱい『お酢』。
業務用“スーパービネガー20"は、家庭用の5倍の酸っぱさ。
酢には強い殺菌効果があり、臭いの原因菌を減少させるだけでなく、唾液の分泌を促す作用もある。
さっそく、餃子を食し、世界一酸っぱいビネガーを、舌の上へ一滴。
城島「イ、イタイ、イタイ…!」
製造する内堀醸造さんでも、こうした味見の仕方はしないとか。
悶絶しながら、その強烈な刺激に耐えた成果はいかに。

先ほど白旗を上げた安西検査員は残念ながら赤旗、そして、もう嗅ぐのもうんざり、ヤナ検査員も赤旗。
刺激に耐えても報われず、またも全員が赤という結果。
数値はおよそ550だった。
酢は酸性であるため、タバコなどが原因のアルカリ性の臭いを中和する働きがあり、アルカリ性の悪臭により効果を発揮する。

口臭のほとんどは舌に付着した汚れが原因。
舌の汚れを除去すれば、かなりの口臭は抑えられるとのことで、続いての対策は『ドクター・フィッシュ』。
ドイツやトルコでは皮膚治療の医療用に認められた淡水魚。
古くなった角質を食べる特性を、オーラルケアにも活かせるのではとの提案。
舌の汚れを直接彼らに食べてもらえば、かなりの効果が期待できるはず。
本日12個目のニンニク10倍餃子を味わったら、ドクター・フィッシュが放たれた水槽に舌を入れて、お掃除開始。
臭いに敏感な彼らは、舌に集まってくる。