唾液で潤った口で、臭いは消えたか。
まずは安西検査員、少し迷ったがやはり赤旗。
次に期待を抱くも、ヤナ検査員は即、赤旗。
結局、これも全員不快な臭いの赤判定となった。
数値はおよそ650と、牛乳よりもやや低い程度。
安西検査員「(歯科衛生士として)普段もっと強烈な臭いを嗅いでいるので判定に迷った」

続いての臭い対策は、これも消臭効果で有名な『竹炭』。
炭には細かい穴があいており、食べ物の他、消火の際に発生したガスの臭いなど、臭いの正体である、あらゆる分子を吸着させて消臭する。
竹の炭は特に、多孔質と呼ばれ無数にあいた細かい穴が特徴。
それを200ナノメートル(1ナノメートルは1/1000万cm)に砕き、粉状になった炭が口の中の粘膜に広がれば、ニオイ分子を吸い付けると言う。
さっそく、餃子を食べた城島の口に、竹炭の粉を含ませる。
城島「口の中がすっきりする!絶対効果ある」
おいしいものではないが、もちろん無害。
ただし、粘膜にまで浸透する炭のおかげで、自慢の唇・口内も真っ黒。
見た目にも大きな変化だが、今度こそリベンジなるか検査開始。

すると、安西検査員が本日初の白判定!
しかし、あとの3人は不快の赤判定だった。
首をかしげながらも、赤旗を上げた小学生・林檎検査員。
木下「まだ、餃子のきつい臭いがします」
折れていた城島の心に救いの白旗が上がったものの、ニンニク10倍の餃子は、思いのほか強敵。
数値でも約500と低かった竹炭の効果が、現在トップ。