今回お世話になる長坂養鰻場の場長、長坂英徳(ひでのり)さんは、天然物に近いウナギの養殖に熱意を注ぐ33歳。
生簀の中には、3万5000匹のウナギがおり、それらのウナギを一匹残らず出荷していく。
まずは、網を使い生け簀の中のウナギを一カ所に集める作業。
落ち葉集めに使われる熊手を用いて、ウナギを傷つけないよう、生け簀の底を叩くように網の中へ追い込む。

さっそく本日最初のお仕事、ウナギを網へ追う作業。
ウナギは隅っこを好むので傷つけないように、網の両端に立って隅のウナギを追い込んでいく。
生け簀いっぱいに広げられた網は徐々に狭められ、ウナギが一箇所に集められる。だが、
太一「ウナギを感じない、本当にいるのかな?」
二人は結局ウナギに触れないまま、追い込み作業は終了。

だが、網を引いてみれば、中には活きのいいウナギが!!
太一「ウナギの大渋滞!」
続いては、集めたウナギを、目の荒い網「受け網」へ移す作業。
ウナギを大きさによって選別する為にひと回り目の粗い網に移す。
長瀬「網の目から出られないやつもいるんだ」
網からすり抜けた小さいウナギは、次の出荷まで成長を続ける。