そして、さらに進むと、そこにはコンクリートの建物と、横に置かれる用途不明の機械。
長年使っていないようだが、ソーラーカーから農業用機械まで、日本中でいろいろな機械や道具を使ってきた松岡と長瀬も、見たことのない形だった。

そして、そのコンクリートの建物の中には、昔、使っていたと思われる、網や櫓(ろ)など漁の道具や農具が。
長瀬「漁師さんの道具倉庫なんじゃない?」
かつての住民は漁業と農業を営んでいたようだ。
さらに、島の歴史の長さを思わせる古新聞も。
松岡「(日付は)昭和11年6月17日」
気になる記事は、“満州移民"など戦前の日本を象徴する文字が並ぶ。

その頃、城島は食料調達のため島の西側へと向かっていた。
そこは断崖絶壁、人の手が及ばない場所。
そして、番組AD・ギブが見守る中、岩場の食べ物探し。
素潜り・城島の探索開始、水深は深い所でわずか2mほど。
海底の岩は、様々な海藻に覆われ、そこに身を潜めるように、美しい模様のキヌバリや、ウマヅラハギ、メバルの赤ちゃんの群れ。だが、
城島「とにかく魚の宝庫!」
と言っただけで、結局、何も獲ることはできず…