今回の出張先は、広島県瀬戸田町。
普段スーパーで見かけるレモンの多くは外国産だが、広島県は生産量日本一を誇る国産レモンの名産地!
中でも、瀬戸内海に浮かぶ生口島は、通称『レモン島』とも呼ばれ、年間を通して温暖な気候が特徴で、日本の地中海とも呼ばれており、レモンの栽培に最適した環境。
今回、お世話になるのは、そんなレモン島で40年間レモンを作り続けている、レモン農家の原田悟さん。

城島「暖かい島だからレモンが出来るんですか?」
本来、レモンは15℃以上ないと栽培に向かない。その為冬に気温が下がる日本では栽培が難しく、アメリカやスペインから輸入されているが、
原田さん「ここは海が近いから寒くならないんですね」
畑の前は瀬戸内海。例え気温が氷点下になっても、太陽の熱を溜め込んだ海が、湯たんぽ代わりになる。
その為レモン島の年間平均気温が15.6℃とレモンにとって最適な環境。

さらに、国産レモンだからこの大きな特徴が。
通常、輸入レモンは、収穫から店頭に並ぶまでにおよそ1ヶ月かかる為、まだ表面が青く、酸味が強いうちに収穫されるが、瀬戸田レモンは…
原田さん「輸入品とは違って樹の上で熟成されてる」
つまり、完熟前に収穫される輸入レモンとは違い、完熟した美味しい状態で消費者に届けられるということ。