さらに、レモン島の国産レモンの最大の特徴があるという。
原田さん「ほとんど農薬を使っていない安全で安心なレモンということで、エコレモンと呼んでいます」
輸入レモンの場合、船で運ばれてくる間に傷みやすいため、収穫後、防腐剤をかけて運ばれてくる。
その為、皮を食べない人も多いが、国産レモンは皮ごと食べる事ができるという。
城島「酸っぱいけど、さわやか!皮ごと食べられますね」

皮に含まれる栄養価は高く、ビタミンCは果肉の約5倍、さらに、抗酸化作用があるといわれる、レモンポリフェノールは、約23倍!
原田さん「糖度は12度くらいある」
レモンは、みかんと同じくらいの糖度があるが、人間は、甘さより酸味を敏感に感じる性質がある為、レモンは酸っぱく感じる。
そして、城島が不思議な事に気づいた。
城島「畑にいるんだけど、レモンの香りがしない」
試しに実を直接嗅いでみても、レモンの匂いがしない。
その秘密は、レモンの皮の表面にあった。

原田さん「実をちょっと爪で傷つけて…」
皮の表面を少し傷つけると…
達也「超良い匂いがする!」
さらに葉っぱを千切ってもんでみても、さわやかな匂いが。
原田さん「匂い成分が、葉の中の『油胞(ゆほう)』に含まれてるんです。」
葉や皮には『油胞』と呼ばれるものがあり、レモンの香りのもと『シトラール』が詰まっている。その為、折ったり傷つけたりすると『油胞』が破れ、中から香り成分が出る。