皮にある香り成分が最も多く、果肉の約7,000倍も含まれている。
香り成分が皮に多い理由は、防衛本能によるもの。
通常は油胞を閉じて、香りを発していないが、害虫などが寄ってきて実を傷つけられると、油胞が破れ、強い香り成分を出して虫を追い払うという。
油胞は、色々な場所に含まれておりレモンの花びらや枝にも。

さらに、防衛本能は匂いだけではなく…
原田さん「レモンの木にはトゲがいっぱいあります」
レモンの木には2〜3cmほどの鋭いトゲがたくさんある。
これも、鳥や害虫から身を守るため。
城島「これだけトゲあったら作業大変じゃないですか?」
原田さん「革手袋で作業しないと怪我をします」

レモンの事を勉強したところで、いよいよ収穫のお手伝い!
収穫する大きさの目安は56mm以上のもの。
サイズに合わせた輪を使って、輪の通らないものを収穫。さらに、
原田さん「一度少し長めに切ります」
皮を傷つけるといけないので、長めに切り、2度目でヘタのギリギリまで切る。
トゲに注意しながら収穫開始!
防腐剤がかかっていない為、傷みやすい国産レモン。
トゲに気をつけ、慎重に収穫していく。