これで2回目、みんな勝手はわかっている。
まずは達也が柱にロープを縛り付け、スタッフが定位置に着く。
足場の二階からロープを引っ張り、下から大柄な男たちが支える。
前回と同じように根元のほぞ穴がハマったら、筋交いで仮止め。
ここまでは倒れた時にもやっていたので、今回はさらに、2本の丸太を使って、柱を挟み込むように番線で足場に固定する。
メンバー、スタッフ、合わせて、総勢14名が丸3日間かけた大仕事。
柱が再び立ち上がり、一先ず、遅れは取り戻した。
達也「やっとこれで先の作業ができるな」

とはいうものの、無人島上陸から働き詰めのメンバー。
さらに、島で初めて迎える真夏ということもあり、
松岡「“リゾラバ"しない?」
それは、80年代に流行した、リゾート地で恋をするという意味の言葉。
やって来たのは砂浜、無人島にリゾラバの相手はいないが、一先ず、城島、達也とアラフォー男三人で束の間の息抜き。
しかし、ここは無人島、道具もなけりゃ、相手もいない。
と、松岡が見つけたのは、漂着物の断熱用のマットらしき物…で、閃いた!

おもむろに海に走り出した松岡は、マットをボディボードのようにして泳ぎだした!
それを見た達也も、漁業に使う発泡スチロール製のブイで続く!
松岡「(城島)茂も来いよ!」
泳げない城島には、なにか確実に浮く物が必要だが、目に付いた漁業に使う浮きらしきものは、砂に埋もれて抜けない。
ご機嫌で夏の名曲を熱唱している二人をよそに、今度見つけたのは、
城島「灯油のポリタンク」
これを浮き代わりに無事、二人の元へ。