過去の放送内容一覧2016年10月
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2016年10月30日(日) 24:55となりのシリア人
~"難民"が見つめる日本~激化する内戦を逃れ、欧州に押し寄せるシリア難民。日本にも約500人のシリア人が暮らす。 その一人、ジュディは言う。「シリアにいたら殺されていた。」妻と2人の子供と、日本で生きると決めた。しかし言葉の壁に阻まれ、仕事探しは行き詰まり、友人も作れず自宅にこもる。豊かに暮らした昔のシリアを思い、現実を受容れられないジュディ。日本で何かを手にすることはできるのだろうか。彼らを通して当たり前に平和な日本を見つめ直す。 -
2016年10月23日(日) 24:55斉藤さんちの豆腐
~笑顔満載!はたらく障害者〜富山県小矢部市の斉藤寛明さん。「豆腐」づくりに障害者ともに汗する毎日です。その取り組みのきっかけは息子の知的障害の存在でした。現在は7人の障害者と毎日豆腐作りに悪戦苦闘しています。日々、失敗を繰り返しながらも、一歩ずつ成長していく7人の姿に密着!障害者の働き場所が不足している現代社会が障害者とどのようにして向き合い、受け入れていけばいいのか?そして、障害者がどのように自立していくのかを考えます。 -
2016年10月16日(日) 24:553・11大震災シリーズ(76)
復活 石巻市立病院
震災2000日 被災地医療の今東日本大震災から2000日が経過した。被災地では生活再建が進む一方、新たな課題も表面化している。高齢者の孤立、要介護者の増加、過疎の増長。これらを背景に在宅医療のニーズが顕著に増えている。そんな中、津波で被災した石巻市立病院が内陸部に移転して復活した。急性期医療に限らず、在宅医療にも積極的に乗り出す。山積する課題にどう向き合うか。 石巻市立病院の新たな歩みを通し、被災地医療の実情に迫る。 -
2016年10月9日(日) 24:55夢と土俵と草原と
モンゴル人力士の光と影人気が復活し、盛り上がりをみせている大相撲。その中心に君臨するのはモンゴルから来た力士たち。一体、その成功はどこから来たのか? 「日本に対して感謝しかない」。数々の記録を打ち立てながら、最近は"横綱としての品格"が問われることもある横綱白鵬。その素顔に迫ると、相撲への溢れる思いと葛藤が見えてきた。海を渡り、土俵という世界で生きる男たちの姿を通して"相撲の今"を伝え、"相撲に求められるもの"を考える。 -
2016年10月2日(日) 25:00ニッポンのうた
'歌う旅人'松田美緒とたどる日本の記憶日本人はどんな歌を歌ってきたのだろう。名もない人々によって歌われ、時を経る内に磨かれ、歌い継がれてきた歌。そこには、土地の人々が大切にしてきた魂や文化、原風景がある。 松田美緒さん(36)。京都市在住の歌手だ。彼女が取り組んでいるのが「ニッポンのうた」プロジェクト。秋田のマタギの里、徳島の秘境、長崎の隠れキリシタンの島、そしてミクロネシアへと繋がる壮大な歌の物語。それは日本人の記憶をたどる旅でもある。