過去の放送内容一覧2018年1月
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2018年1月28日(日) 24:55拉致と言えなくて
~寺越さん母子の55年~1963年、中学生の時に能登半島沖で失踪した寺越武志さん。北朝鮮での生存が確認されてから30年が経過した今も、自由に日本に帰国できない状況にある。拉致の疑いが濃厚と見られているが、母親の友枝さんは「家族会」から離れ、訪朝や仕送りを続けてきた。しかし、核・ミサイル問題で日朝関係は冷え込んだ状態が続いているほか友枝さんも年を重ね、ここ数年は会いに行くことができなくなっている。数奇な運命に翻弄されてきた親子の軌跡と今を20年にわたって取材して来た記者が伝える。 -
2018年1月21日(日) 24:55泣き寝入り・・・
~犯罪被害と賠償金の行方~事件の犯人が逮捕され、裁判で判決が言い渡される。しかしその後の現実はあまり知られていない。関西地方に住む55歳の男性は傷害事件で脳の半分が欠損するという重傷を負った。民事裁判で1億6千万円の損害賠償命令が言い渡されたが、加害者からは1円も支払われないまま、あと2年で判決文は紙切れになるという。犯罪被害者が直面する苦悩を救うため国や弁護士も動き始めた。賠償金不払い問題の実態を追った。 -
2018年1月14日(日) 24:55【拡大枠】絶対に勝ってやる!
羽生結弦 自分への挑戦来月の平昌五輪で男子シングル66年ぶりの連覇に挑む羽生結弦、23歳。五輪金メダルを獲得し、世界最高得点を連発してもなお、羽生は常にぶれることなく「最強の自分」への挑戦を続けてきた。今季から新たに最高難度の4回転ルッツに取り組んでいる。そこには冷静に現状を見つめる羽生の戦略があった。番組では羽生の挑戦に密着。「圧倒的に勝ちたい」「少し臆病」挑戦の過程でカメラに明かした、羽生の揺れる思いとは... -
2018年1月7日(日) 24:55宅老所の人々
~認知症とともに生きる~認知症のお年寄りだけが通う「宅老所」が長野市にある。一見すると普通の民家のような小さな施設で、ここに通う人はお茶を飲みながら話し、歌い、ゲームをして心穏やかに一日を過ごす。認知症になった71歳の息子を連れて施設に通う95歳の母親。不安と恐怖で思い出の写真を破り捨ててしまった106歳の女性。8年後には患者数が約700万人に上ると推計される中、「老い」を見つめ「認知症」と向き合い暮らす人たちを追った。 -
2017年12月24日(日) 25:30似顔絵セラピー
絵の中の自分に癒やされてケンイチさんは病院で仕事をしている。そして患者さんを元気にする力を持っている。でも医者ではない。似顔絵を通じて「闘病生活に笑顔」を届けるイラストレーター。「似顔絵セラピー」と呼ばれている。似顔絵を通じて笑顔と元気を届けようと10年前に始めた。病室をまわり、患者さんと向き合い、話をしながら一枚の色紙にその人の人生を描いて行く。そんなケンイチさんと患者さんの心温まる交流を描く。そして似顔絵は完成と同時に、ケンイチさんの手を離れ、新しいストーリーを育む。