過去の放送内容一覧2018年2月
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2018年2月25日(日) 24:55眠れない子どもたち
"睡眠障害"という病どんなに眠くても眠ることができなくなった中学生。昼間、どこにいても突然寝てしまう小学生。今、子供たちを「睡眠障害」が襲っている。 カメラは睡眠障害に苦しむ子供たちの実態をつぶさに追った。子供たちを悩ますのはその症状だけではない。実態が理解されず、怠け者や不登校児のレッテルを貼られてしまうことや進学問題。さらには、糖尿病や精神疾患につながる健康不安も、子供たちの将来に影を落としている。まだ理解が進んでいない子供たちの睡眠障害。これは特別な子供だけの問題ではない。【制作:日本テレビ】 -
2018年2月18日(日) 24:55あたいはやっちょらん
大崎事件 再審制度は誰のもの?1979年鹿児島県大崎町で男性が牛小屋の堆肥の中から遺体で発見された。逮捕されたのは義姉の原口アヤ子さん(90)。共犯とされた親族3人の自白が決めてだったが、出所後「自白は強要されたものだ」と主張した。原口さんが再審を求めて22年。鹿児島地裁は2度も再審開始の決定を出したが、検察側の不服申し立てに阻まれている。再審制度の目的は「罪のない人の救済」。だがなぜ再審は始まらないのか。制度の在り方を問う。 -
2018年2月11日(日) 24:553.11大震災シリーズ(84)
見えない壁
~福島・被災者と避難者~福島県いわき市。原発事故で避難した住民と津波被災者が暮らす公営住宅が隣り合う場所がある。賠償金で暮らす原発避難者と見舞金程度しか受けていない津波被災者...補償の格差が横たわり軋轢を生んでいた。その壁を乗り越え互いの距離を縮めたいと1人の原発避難者が呼びかけた。交流が少しずつ始まりおととしの秋には初めて合同で秋祭りを開いた。もとは同じ福島県民、同じ被災者...それぞれが悲しみと向き合いながら福島で生きていく姿を伝える。 -
2018年2月4日24:55生きて、咲く
~瀬戸の少女とハンセン病~かつて強い差別があったこと。その痛みと共に、長く生きて来た人々のことを忘れてはいけません。瀬戸内海に浮かぶ香川県の小さな島にあるハンセン病療養所。かつて強制隔離された57人の入所者が暮らしています。小学6年生のまりかさんは、島に住むたった一人の子ども。入所者は、法律で子どもを持つことを禁じられ、男は断種、女は堕胎を強いられました。子供を持つ事を許されなかった入所者と、島で暮らすたった一人の少女の心の交流の物語です。