放送内容2016年4月10日(日) 24:55
それでも・・・会いたい
〜児童養護施設の子どもたち〜

埼玉県にある児童養護施設「あゆみ学園」。2歳児から高校生までの男女70人が暮らし、約4割は育児放棄などの虐待を受けてきた。それでも「会えないのは忙しいから」と父親を気遣う10歳の少年。6年ぶりに会えた母親に引き取ってもらえない中3の少女。高校に行かなければ身寄りもない中、施設を出なければならないが不登校のため進学は厳しい。一緒に暮らせない親に「会いたい」と願う子どもたち。その現実と思いに寄り添う。
ナレーター / 永田亮子 制作 / 日本テレビ 放送枠 / 30分
- 再放送
4月17日(日)11:00~ BS日テレ
ライフ
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2018年6月10日(日) 25:05清と濁
イタイイタイ病と記者たちの50年富山市の神通川流域で発生したイタイイタイ病。日本初の公害病に認定されてからことしで50年。記者たちは、この病気をどう伝えてきたのでしょうか?彼らの証言から見えてきた、報じられない空白の10年。そして、国、地方行政、企業が真実を隠し誤魔化そうとしてきました。公害デパートと化した富山県の隠蔽体質、カドミウム原因説を否定する「まき返し」。翻弄されながらも伝え続けてきた記者たちの記録です。 -
2018年5月27日(日) 24:55安住の地はどこに
~札幌・11人死亡火災~「もう死ぬと覚悟していた」。炎が迫る部屋から救出された女性は、恐怖の瞬間をそう語った。今年1月、北海道札幌市の共同住宅で起きた火災は、11人が死亡する大惨事となった。共同住宅を運営していたのは、生活困窮者を支援する民間の会社で、犠牲者の多くが生活保護を受給する高齢者だった。老朽化した建物に身を寄せ合って暮らしていた高齢者たち。生存者の証言から被害が拡大した背景と困窮者支援の現実を追う。 -
2018年5月20日(日) 24:55わが子を看取る
おうち診療所ですごした3か月米田一華ちゃん(4)に残された時間はあとわずか。ママとパパと妹、そして間もなく弟が誕生予定の家族が、一華ちゃんの最期を迎える場として選んだのが病院と自宅の間のような"おうち"診療所でした。難病の子が家族と一緒に暮らしながら医療ケアを受けられる全国でも数少ない施設を舞台に取材班は、幼い子の看取りまでの家族の葛藤と苦悩、その果ての決断を記録。リアルな映像を通して、子どもの終末期医療の充実を訴えます。 -
2018年4月29日(日) 24:55ゆりかごから届く声
~赤ちゃんポスト11年~親が育てられない赤ちゃんを匿名で受け入れる日本唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」が10年を迎えた。託された子どもは130人。命を救うために設置されたが、出自のわからない子どもを生み出し、母子ともに危険な自宅出産の割合が多いことがわかってきた。一方でポストがある病院には多くのSOSが寄せられ望まない妊娠をした女性の駆け込み寺に。赤ちゃんだけでなく孤立した母親を救うため病院は新制度の検討を始めた。 -
2018年4月22日(日) 24:55マザーズ
"特定妊婦"オンナだけが悪いのか。奥田さん(34)はNPOの養子縁組あっせん団体の女性スタッフ。予期しない妊娠などで子どもを産んでも育てられない母親のサポートを行っている。 母親の多くは「特定妊婦」。児童福祉法で「出産後の養育が困難な妊婦」として支援の対象だ。妊娠を告げたら同棲相手が逃げた21歳。親からネグレクトを受け、生きるため風俗で働く19歳は客の子どもを妊娠していた。産んだ子どもを養子として託す彼女たち。世間は彼女たちだけを責められるだろうか。