TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

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2007.11.16  FIFAが『ゴール自動判定システム』の導入を発表

11月16日 日本サッカー協会(JFAハウス)にて 『TOYOTAプレゼンツFIFA クラブワールドカップ ジャパン 2007』の 大会プレビュー記者会見が行われました。

会見には、コロスコフ大会組織委員長、大会組織委員である川淵三郎キャプテンらが
出席、今大会で初めて『ゴールラインテクノロジー』を導入することを発表しました。

『ゴールラインテクノロジー』とは、アディダス社とカイロス社が共同開発したもので、
ボールの内部にICチップを埋め込み、ゴールラインを越えたかどうかを
自動的に判定できるシステム。
コロスコフ大会組織委員長は、「実線での結果が十分だと分かれば、2010年ワールドカップでも使われることになる」
と語りました。

また、この会見にはアジア代表として出場する浦和レッズも急きょ出席。
キャプテンの山田暢久は「際どい判定は気になるので、はっきりするのは選手に
とってもありがたいことだと思う」
また、オジェック監督も「監督の視点から見ても、ゴールがはっきりと認められるのはいい事だ。
レフェリーをサポートする素晴らしいものですね」と、コメントしました。


 コロスコフ委員長

今年から開催国枠が認められていたにもかかわらず、
浦和がアジアチャンピオンズリーグ優勝をして、この大会に参加することに心から祝福を述べたい。
開催国のチームが参加することで、ますますエキサイティングな大会になるだろう。
今大会では、初めて「ゴールラインテクノロジー」導入する。
これはゴールラインを越えたかどうか、技術的に判断するシステム。
大会まで残り3週間だがしっかりとした準備をしたい。

私は、世界中にこの大会をより広めていきたいと思っている。
この大会は、(世界の)サッカーの普及に不可欠なもの。
一人でも多くの観客がスタジアムに足を運んで欲しい。


Q.次回のワールドカップで導入されることは?

FIFAは非常に興味を持っている。今はこの大会での結果を待ち、新しいテクノロジーを見守っている状態だ。実戦での結果が十分と分かれば、さらに検討を重ね、2010年のワールドカップで使われることになるだろう。



 川淵三郎キャプテン

2007年のクラブワールドカップ開催を迎え、心からうれしく思う。
何よりうれしいのは、浦和が今大会に出場すること。
過去2回、(アジアの代表は)ヨーロッパ、南米の壁を越えられなかったが、
浦和がその壁を突破できる機会になってほしいと強く願っている。
ファンがますます興味を持ってくれるのは間違いない。

この大会に出場できるということが、浦和のアジアチャンピオンズリーグの優勝の原動力になったと思う。主催国の協会のトップとして、浦和には(クラブワールドカップ)優勝と言うのはおこがましいが、ベスト4ではなく、ベスト2にぜひ残ってほしい。私も心から、ファンとともに応援していきたい。


Q.今回のテストの結果が良ければ「ゴールラインテクノロジー」を、
天皇杯など今後の大会で使用する予定は?

今の段階ではコスト面に関して言えないそうなので、それを聞くと・・・すぐには使えないね(笑)。
これが成功して、コスト面を含め使うに値するとなった時には、ぜひ使用したい。

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