TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

パチューカ/北中米カリブ代表



2007.12.09 エトワール・サヘル戦後メサ監督会見

メサ監督
今日はとてもいい試合だった。ゴールチャンスを生かせなかったが、チームのプレーそのものは非常に良かったと思う。
相手は守備のいいチームで、この勝利にふさわしいチームだった。
ゴールを決めたのは彼らだったが、今日のうちの選手のプレーについては評価したい。

Q.ボカ・ジュニアーズとエトワール・サヘルの試合はどうなると思う?
それは私が今ここで答えるべき質問ではない。
私が話すべきなのは、今日の試合についてと自分のチームについて。コメントは差し控えたい。

Q.パチューカは前半のエトワール・サヘルを見て過小評価し、後半すきを突かれたと思うが?
パチューカは勝つために日本に来た。残念ながら結果はついてこなかった。
相手がうまいとか下手とか思っていないが、彼らは彼らにふさわしい勝利を収めたと思う。
この質問もこの場にふさわしいものではないのでは。
我々は相手を尊重しつつ、勝利を収めようとしたができなかった。それだけの話だ。

Q.今日の試合に何かミスがあったのでは?
後になって振り返ると、今日は相手の方が勝利を収めるのにふさわしかった。
やろうとしていたことは、最初からやっていた。
結果的にゴールも勝利もなかったが、試合内容には満足している。
難しい相手だったし、彼らはディフェンシブに戦っていた。

Q.実力はパチューカの方が上だったが、攻撃が単調だったのでは?足元ばかりで、ロングボールがなかったように思うが?
もちろんそれは考えてはいたが、プレースタイルの違いだ。
パチューカには背が低い選手が多く、空中戦に向いていない。
むしろグラウンダーのパスで試合をするしかないと言える。

Q.審判の判定によって不利になったのでは?
もう一度、試合を見直す必要があるだろう。
ただ、後で非難することは簡単だが、審判はその場では正しいと思うことを判断したのだ。
向こうはゴールを決めた。自分たちは自分たちのプレーをした。
パチューカとしては、審判が正しいと思って下した判定に批判しない。

Q.北中米のサッカーが、このような結果に終わることについては?
今日は残念な結果になったが、負けはしても内容については決して恥ずかしいことはない。
選手たちのプレーには誇りを持っている。

Q.後半は攻めあぐねた印象だが、選手交代のタイミングは難しかった?
そういう見方もあるだろうが、賛成できない。試合をコントロールしていたのは、こちらだった。
チャンスを作っていたのも我々だった。ただ、ゴールには結びつかなかっただけ。
チームのコンディションもバランスも良かった。ただ、結果だけがついてこなかった。
試合を振り返ると、今でも本当に内容は良かったと思うが負けることもある、としか言えない。
これはもう天の意思なのでは。

Q.パチューカの今後の予定は?
これからは少し休みを取る。これまで素晴らしい結果を残してきたが、17カ月で90試合をしてきた。
本当にエネルギーを使い果たし、疲れている。
選手はプロとして、素晴らしい技量を自分たちのため、そしてメキシコのために見せてきた。
これからしばらくは休みをとらせたい。

Q.エースであるFWカチョがボールに触れなかったが?
それは、相手のマークによるものだろうし、それが彼にとって難しい試合となった。
負けるよりも勝つ可能性が高いと思っていたが・・・。選手には何の不満もない。


■試合後インタビュー

GKカレロ
自分たちはいいプレーをしたが、明確な目的であるゴールを奪うということが出来ず、
追いつくことも出来なかった。また、このトーナメントに戻ってきたい。
このピッチに立てたことは、うれしかった。特に自分は長い間プレーできなかった
(※左肩の血栓の手術から復帰したばかり)ので、不安はあった。
今日、またサッカーが出来たことに喜びを感じたよ。

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