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典江 「私、この部屋がいいわ!」
美子 「お義姉さん、困ります!」
ずうずうしくあがりこむ典江。
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実は、この小姑・典江は昔から・・・
典江 「美子さん、お料理ヘタねぇ。
美味しくないんだから、
せめて盛りつけくらいキレイにすればいいのに……」
何かにつけ、美子をいじめていた。
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その典江の面倒を見るなど美子にとってはとんでもないこと。
美子 「私はイヤよ、冗談じゃないわ」
広明 「そうはいってもなあ…」
美子 「ウチだって苦しいのに、どうしてお義姉さんまで
面倒みなきゃいけないのよ!」
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すると……
典江 「法律で、子供は親を養う義務があるんでしょ?
だったら、姉だって養ってもらってもいいじゃないかしら?」
確かに、法律上、子供は親を養う義務を持つ。
だが……
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美子 「お義姉さんは親とは違うじゃないですか!」
典江 「一緒に住むのがダメなら
せめて生活の援助くらいしてもらうわよ。」
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美子 「ウチにはウチの生活があるんですから
お義姉さんの面倒なんてみられません!」
果たして、弟夫婦は生活に困っている姉を
養わなければいけないのか?
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