プレスリリース

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2009年07月30日

「真相報道 バンキシャ!」に対するBPO放送倫理検証委「勧告」について

 本日、BPO放送倫理検証委員会より、日本テレビが昨年11月に放送した「真相報道バンキシャ!」での「裏金報道」問題についての勧告を受けました。当社は今回の勧告を極めて重く受け止めております。

 まずはじめに、当社は今回の放送によって、視聴者の皆様並びに岐阜県庁をはじめ、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びいたします。

 当社は独自の調査によって問題点が浮き彫りとなった時点より、誤報を招いた実態を検証し、番組関係者の反省にとどまらず、報道に関わる者全員の教訓とするため、報道局に在籍する社員・スタッフ全員に問題点及び改善点を周知徹底させることにより問題意識を共有してまいりました。その上で、「危機管理アドバイザーチーム」を常設し、社内における番組チェック体制を強化しております。また、番組制作に関わる社員・スタッフによる日常的な議論を深め、意思疎通を図ると共に、体系的 研修システムを整備するなど、誤報を二度と繰り返さないためのさまざまな再発防止策を実施しております。

 日本テレビはBPO放送倫理検証委員会のご指摘を真摯に受け止め、放送を通じて、国民の皆様の信頼を頂くため、引き続き最大限の努力を行なってまいります。

 なお、8月16日18時より放送の「真相報道バンキシャ!」内で検証内容をまとめたものを放送いたします。さらに、同日24時50分より、今回の審理結果を踏まえた検証特別番組を全国ネットで放送いたします。
 また、勧告を受けまして、検証結果の報告書を当社ホームページに掲載する予定です。


日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部