日本テレビなど31社の民間放送局で構成される「24時間テレビ」チャリティー委員会は、「24
時間テレビ34」で全国の皆さまからお預かりした募金の中から、東日本大震災で両親を失った震災
孤児や、両親のいずれかを失った震災遺児への支援として拠出する総額3億円のうち1億円を、本
日、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ贈呈しました。福島県の佐藤知事は謝意を
表すと共に「子供たちが新生ふくしまをつくっていけるよう、力を尽くしたい」と述べました。

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佐藤雄平・福島県知事(左)に目録を渡す 村西敬生・福島中央テレビ社長


東日本大震災によって両親を亡くした孤児や、両親のいずれかを亡くした遺児の数は1,500人を
超え、福島県では孤児21人、遺児139人、合わせて160人にもなります。(厚生労働省発表)
さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、住み慣れた土地から離れなければな
らない子供たちも多く、様々な喪失体験により、幼い心に大きな負担がかかっています。「24時間
テレビ」チャリティー委員会では、このような厳しい状況においても子供たちが希望を抱き、前に
進んでいけるよう、皆さまからお預かりした募金を役立ててまいります。

すでに11月24日に1億円を贈呈した宮城県のほか、12月22日には岩手県の「いわての学び希
望基金」へ1億円の贈呈を予定しており、「24時間テレビ」の東日本大震災の孤児や遺児への支援
総額は3億円となります。

 

日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部