プレスリリース

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2014年01月29日

株式会社タツノコプロの子会社化

 日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:大久保好男、以下 日本テレビ)は株式会社タカラトミー(本社:東京都葛飾区、代表取締役社長 富山幹太郎、以下タカラトミー)から株式会社タツノコプロ(以下タツノコプロ)の株式を取得し、タツノコプロを日本テレビの子会社とすることにいたしました。

 タツノコプロは、1962年に設立されたアニメーション映画、キャラクター等の企画製作会社です。「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」「マッハGo Go Go !」など、国内のみならず海外でも人気の高いコンテンツを数多く発表し、映像・キャラクターにかかる国内外のライセンスを多数保有しております。日本テレビは、2009年に映画「ヤッターマン」で30年振りのリメイクを成功させ、「科学忍者隊ガッチャマン」のリメイクについては、情報番組「ZIP!」内のアニメコーナー「おはよう忍者隊ガッチャマン」の放送から昨年8月の劇場映画公開まで、2年をかけて取り組んでまいりました。

 タツノコプロのコンテンツには、他者原作を元にしないオリジナルアニメが多くあり、商品化やリメイクを単独で判断できる原作者としての権利を保有する作品は50以上に及んでいます。タツノコプロを日本テレビグループ内に迎え入れることにより、リメイクとコンテンツビジネスを戦略的に展開できると考え、今般、タツノコプロ及びタツノコプロの親会社であるタカラトミーと協議した結果、タツノコプロの株式54.3%を取得することを決議いたしました。

 今般の株式取得の結果、タツノコプロは日本テレビの子会社となります。日本テレビは、タツノコプロの保有するコンテンツと日本テレビグループの企画力、営業力を結合させると共に、日本テレビの有するコンテンツリメイクのノウハウを活かして、海外も含めた事業推進を行い、タツノコプロの企業価値向上を目指してまいります。

 また、今回の株式取得を契機に、日本テレビとタカラトミーはキャラクタービジネス分野において連携を強化してまいります。日本テレビのコンテンツ制作力とメディアパワー、タカラトミーの商品開発力と流通営業力。お互いの強みを生かすことにより、タツノココンテンツのみならず、日本テレビ及びタカラトミーが持つキャラクターについても、ビジネスを拡大してまいります。

 今回のタツノコプロの株式取得及びタカラトミーとの連携強化は、「日本テレビグループ 中期経営計画 2012-2015 Next60」に沿うものです。グループ全体でメディアコンテンツデザインを推進し、ひとつのコンテンツが生み出す総収入の拡大を目指します。また、海外事業展開の拡大に向けた加速という点でも、大きな役割を果たすものと考えております。

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部