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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2015年2月番組審議会概要

第485回日本テレビ放送番組審議会は、2月12日に放送された『くりぃむしちゅーの歴史新発見 信長59通の手紙を解読せよ!』に関しての合評を行いました。

この番組は、細川家に伝わる織田信長の直筆を含む59通の手紙を解読し、そのプロジェクトの奮闘ぶりをドラマで再現するなど、誰もが楽しめる形で事実を解明していく歴史ミステリー番組です。

A委員:
歴史の事実を再現ドラマ化するのはよく見るが、古文書を解読する様子をドラマ化するのはとても斬新で面白かった。民放で歴史番組というイメージは余りなかったが、ご当地にテーマを当てた歴史番組を作るシリーズが、これからも続けば面白いと思う。
B委員:
再現ドラマという手法がとられていたが、最近のテレビは再現が少し多すぎやしないかという感じはある。今回は非常に有効で、親しみをもって見られるという意味では必要性があったと思うが、氾濫しすぎているという現状については、本当に必要なのかどうか考えてもらいたい。
C委員:
織田信長と細川藤孝の関係にもっとぐっと絞って欲しかった。今回は手紙という、もの凄く生々しいものが出てきてワクワクした。書いたものから人柄を発掘するのは面白い作業だと思うが、もう少し分厚くやって貰いたかったと思う。
D委員:
今回はくりぃむしちゅーのボケと突っ込みや、クイズで謎解きをしていく演出があったので、歴史が得意じゃない人もこのおかげで興味を持つことができたと思う。
E委員:
第一次史料の重要性が分かったが、細川藤孝の人間性は細川家寄りのロマンという感じがした。違う見方もあるのではないかという感じがした。
F委員:
大まかな歴史的解釈を説明したうえで、「こちらから見ると、こうなります」ということがあっても良かったのではないかと思う。大きな捉え方がちょっと欠けていた感じがした。
G委員:
古文書を解読するプロセスで、歴史の価値や古文書の価値がよく分かり、非常に効果的な番組だったと思う。
H委員:
膨大な文書があるが、これらは細川家にとって都合の良いものだけが残っているのではないか?なので、解読したところで歴史の一半しか分からないのではないかという気がするので、同じように生き延びている黒田家などの文書も全部照らし合わせて、歴史の再発見をしてもらいたいと思う。
I委員:
番組の大半が地味な「古文書の解読」なのに、4通の手紙から様々なことを推理していくところや解釈の仕方など、上質のミステリー小説を読むように時間を忘れて堪能した。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「今回は古文書の解読を通じて、新たな歴史が発見できればと考え制作した。今後、さらに機会があれば、頂いたご意見などを参考にしていきたい。」