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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2017年2月番組審議会概要

第505回日本テレビ放送番組審議会は『1周回って知らない話』の2時間スペシャルに関しての合評を行いました。
合評に先立って、BPO放送倫理検証委員会が決定した「選挙報道のあり方について」に関する報告を行いました。

『1周回って知らない話』は、何度か特番でトライアルした後、去年9月にレギュラー番組としてスタート。今回はスペシャル版として3人のゲストを迎え、若者たちの街頭インタビューの声を軸に、それを踏まえた疑問をスタジオに招いた本人にぶつけるという、エッジの効いた新しい形のトークバラエティーです。

A委員:
自分の子供時代にあったらうれしい番組だっただろうなと思って見ていた。ローラさんが綺麗だったり、面白かったりということの他に、実力や努力、将来への強い目標意識がにじみ出てくるから自分は彼女のことが好きだったんだということが非常によく分かって納得した。
B委員:
ピースの又吉さんと綾部さんの関係が、又吉さんが芥川賞を取ってから変わったというのは、身近でもあることなので共感を持って見ていて、最後はどうなるのかと思っていたら、尻切れのような感じで終わってしまった。その番組構成が、少し気になった。
C委員:
芸能人のひな壇ゲストが何人もいたが、面白いコメントを言うわけでもなく、一般客の中に埋没している感じがした。もう少し、背中から撃つような感じで突っ込んでいたら、もっと面白かったのではないかと思った。
D委員:
普通の街頭の人たちの質問がくだらなくて面白かった。「くだらないけど、目が離せない」というのが、バラエティーを見ていていいなと思う瞬間。この日、取り上げられた人たちは、とてもエネルギーのある人だったので、「この人を知りたい!」という魅力が、番組を見ていく推進力になったと思う。
E委員:
最近、バラエティー番組での発言が、すぐにネットでニュースとして配信されることが多く、そちらのほうが詳しかったりすることもあるので、番組だけを見ている人が、どの程度イメージできるのかと思った。
F委員:
出演者の意外な一面を垣間見ることができるうえ、その中に色々な人生訓が入っているので、学ぶことが多かった。しかし、画面に文字が多いのが気になる。若い人は情報の多い画面を見ることに慣れているかもしれないが、自分としてはごちゃごちゃしていることが、もの凄く気になった。
G委員:
以前、見たときには、2つの世代が違った面白さで、ある人のことを語るという番組だったが、今回、久しぶりに見たら1周回っていない。それがとても気になった。
H委員:
「1周回って知らない話」という意味を初めて知った。ローラさんのことは殆ど知らなかったが、高い目標意識とか、それに向かって努力していく様子に感心した。
I委員:
単にエピソードみたいな話ではなく、人気タレントとしてどうやって育ってきたのか、どう変化してきているのかもしっかり探り出してくると深みが出る。このあたりをもっと上手くたくさん見せて欲しいと思った。
J委員:
私たちは題名を見て中身を見るかどうかを決めるので、この番組タイトルは分かりにくい。もっと分かりやすいタイトルにしたほうが、食いつきやすいのではないかと思う。また、芸能人は裏を見せたがらないと思うが、この番組は本人に裏を語らせ、それが面白くなっているところがいいと思った。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「期間が短くても、知られていない裏の部分を番組によって引き出すことが出来たらという意味で、『1周回って知らない話』を番組のコンセプトにしている。今回、よそでは聞けない初告白をちゃんと放送できたのはよかったと思う。ただし、本人たちにもう少し切り込んでいって欲しいというご指摘に関しては、今後の参考にしていきたいと思う。」