合びき肉と大葉のガパオ炒め風ごはん

2012/05/31

今日は来客があり、タイの人気料理「ガパオ炒めごはん」をアレンジした
ランチプレートを作りました。
ささっと作れるので、おしゃべりの時間をたっぷり楽しめるお料理です。
目玉焼きを添えても美味しいですよ。

「合びき肉と大葉のガパオ炒め風ごはん」

gapao.jpg

◆材料 (4人分)
合びき肉・・・・・・・・・400g
にんにく・・・・・・・・・大1かけ
ねぎ・・・・・・・・・・・1/2本
ピーマン・・・・・・・・・3個
パプリカ・・・・・・・・・1/2個
大葉・・・・・・・・・・・10枚
鷹の爪・・・・・・・・・・1本
(A)
しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1
オイスターソース・・・・・大さじ1
酒・・・・・・・・・・・・大さじ1
ナンプラー・・・・・・・・小さじ1

ブラックペッパー・・・・・適宜
ごはん・・・・・・・・・・茶碗4杯

◆作り方
1.にんにくはみじん切り、ねぎ、ピーマン、パプリカは斜め薄切り、大葉は千切りにする。
鷹の爪は種をのぞき、半分にちぎる。

2.フライパンに合びき肉、にんにく、鷹の爪を入れて炒める。
肉の色が変わったら、ねぎを入れ炒め、しんなりしたらピーマンとパプリカを炒める。

3.Aを入れてさらに炒め、大葉を入れてざっと混ぜ、ブラックペッパーをふる。

4.皿にごはんを盛り、3を盛る。

★ポイント
合びき肉から十分な脂が出てくるので、フライパンに油を入れず炒めます。
テフロン加工以外のフライパンをお使いで、焦げ付きそうな場合は、少量の油を入れて炒めてください。

小さいお子様が召し上がる場合は、鷹の爪やブラックペッパーを入れずに作ってみてくださいね。

そして・・・
実は、この料理は"納豆"に合うんです。

「納豆が苦手です。体に良いというので食べたいと思いますが、
美味しく頂けるレシピありませんか?」

と、ご質問下さった方にも是非チャレンジして頂きたいです。

納豆に添付のたれを少量混ぜてこの料理に添え、半熟の目玉焼きをのせたら、納豆が好きに!
(なるはず・・多分・・・なれますように!)

血液サラサラ効果があるとして注目されている「納豆キナーゼ」は熱に弱いと言われています。
納豆は、炒める・揚げるなど熱を加えず、生のまま添えて召し上がってください。

また、日が経つにつれ、納豆は食感が悪くなり、苦み、臭いが強くなるので、
購入したら早めに召し上がったほうが、美味しいです。

納豆嫌いを克服できる事を祈ってます!

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鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ

2012/05/24

主人が取引先の方から、"アイヌネギが美味しい!"という情報を
持って帰ってきました。

聞いたことも見たこともないネギ、どんなものだろうと思っていたら、
『行者ニンニク』のことだということが判明しました。

北海道で古くから親しまれている春の味覚で、地域によって、
「ヒトビロ」「キトビロ」などとも呼ばれているそうです。
調理法は、通常のニンニクのように餃子、炒めもののほか、
てんぷらや生のまま味噌を付けて食べることもでき、
"一度食べたらやめられない!"と聞きました。

早速試してみたいとスーパーに走りましたが、時すでに遅く、
今年の入荷は終わってしまっていました。
収穫時期は4月下旬から5月中旬までと、とっても短いそうなんです!

ほんの数週間しか出回らない旬の山菜、
来年こそは逃さず、「やめられない味」を堪能したいです!

さて、今日は
「鶏むね肉とわかめを使ったサラダを教えて」にお応えして、
「鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ」をご紹介します。

鶏むね肉は、少量の水で蒸し煮することで、旨みが残り、
ジューシーに仕上がります。
残った蒸し汁は煮詰めて、わかめとにんじんに吸わせ、
鶏肉のうまみや風味をあますことなく活かしました。

「鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ」

torirecipe.JPG

◆材料 (4人分)
鶏むね肉・・・・・・・・・・1枚
塩、こしょう・・・・・・少々
○しょうが(薄切り)・・・2枚
○ねぎ(青い部分)・・・・1本分
○水・・・・・・・・・・1/2カップ(100cc)
○酒・・・・・・・・・・大さじ2

<たれ>
白ごま・・・・・・・・・・・大さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・・大さじ1
米酢・・・・・・・・・・・・大さじ1/2
ごま油・・・・・・・・・・・大さじ1/2
コチュジャン・・・・・・・・大さじ1/2
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ1
にんにくすりおろし・・・・・少々

乾燥わかめ・・・・・・・・・3g
きゅうり・・・・・・・・・・2本
にんじん・・・・・・・・・・1/4本
糸唐辛子(あれば)・・・・・少々

◆作り方
1.鶏むね肉は、塩・こしょうをふる。
厚手の鍋に、○の材料を入れ、火にかける。
沸騰したら、鶏むね肉を入れて蓋をし、弱火で7分加熱し、
火を止めてそのまま7~10分蒸らす。
(時間があれば、そのまま冷めるまで蒸し汁とともに鍋に入れておくと、
よりしっとり仕上がります)

2.乾燥わかめは水で戻し、食べやすい大きさに切る。
きゅうりとにんじんは4センチ程度の長さの千切りにする。

3.大きめのボウルに、たれの材料を合わせる。

4.1の鶏むね肉を鍋から取り出し、1センチ程度の細切りにし、3に入れてからめる。

5.鍋の煮汁は再度火にかける。大さじ2杯くらいの量になるまで煮詰まったら、
わかめとにんじんを加えて煮汁がなくなるまでさっと加熱し、4に入れて和える。

6.きゅうりを加え、味を見て足りないようであれば、塩で味をととのえる。
器に盛り、糸唐辛子をのせる。

★ポイント
・きゅうりは食べる直前に和えてください。和えてから時間が経つと、
きゅうりから水分が出て、水っぽくなってしまいます。

・辛いものがお好きな方は、チリペッパーや一味唐辛子、粉唐辛子を
ふっても美味しいです。

・蒸し煮した鶏むね肉は、ごまだれをからめてバンバンジーにしたり、
にゅうめんにのせたり、酢の物に入れるなど、様々な料理に応用できます。

・蒸し汁にナンプラー、ねぎやしょうがのみじん切りを合わせたたれかければ、
エスニック風の一品にもなります。

是非お試しください。

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歯ごたえを楽しむアスパラガスの炒めもの

2012/05/15

今が旬の北海道産アスパラガス、絶品です!
何とも言えない歯触りと口の中に広がる甘味と旨み・・・
寒暖の差が激しい気候で育ったアスパラガスは、柔らかく、旨みが凝縮するそうです。

asupara1.JPG

私の一番好きな食べ方は、
切らずに丸ごとフライパンで塩茹でし、何も付けずにそのまま!、
オーブンで焼くだけ!というシンプルなものですが、
夕食の一品、焼き魚や煮魚に合わせる副菜には、
こんな炒めものはいかがでしょうか。

 

今日は、「北海道食材を使ったレシピを紹介して」というご意見にお応えして、
「歯ごたえを楽しむアスパラガスの炒めもの」をご紹介します。
アスパラガスは、下ゆでせずに、そのまま炒めることで、疲労回復や肌の老化防止として
注目されているルチンの溶出を防ぎ、シャキシャキした食感を楽しめます。

「歯ごたえを楽しむアスパラガスの炒めもの」

asupara2.JPG

◆材料 (4人分)
アスパラガス・・・・・・・・6本(太めがおすすめです)
にんじん・・・・・・・・・・1本
長ねぎ・・・・・・・・・・・1/2本
豚バラ肉(薄切り)・・・・・120g
しょうが(みじん切り)・・・1/2かけ
酒・・・・・・・・・・・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・少々
粗びき黒コショウ・・・・・・少々

◆作り方
1.アスパラガスは根元の硬い部分の皮をピーラーでむき、5~6センチ長さの斜め切りにする。
にんじんは、短冊切り、長ねぎは斜め薄切りにする。

2.豚バラ肉は、3センチ程度の長さに切り、テフロン加工のフライパンに広げる。
しょうがみじん切りを肉の上にちらし、中火にかける。
肉の色が変わり、脂が出てきたらにんじん、ねぎ、アスパラガスの順に入れて炒める。

3.酒、鶏がらスープの素を入れてさっと炒め、塩と粗びき黒コショウで味をととのえる。

★ポイント
テフロン加工以外のフライパンをお使いになる場合は、くっつきやすいので、サラダ油少々を
熱してから肉を入れて炒めてください。

アスパラガスは、切り口がみずみずしく、全体に張りがあり、穂先が締まったものが新鮮で
美味しいです。
冷蔵庫に保管する際は、湿らせた新聞紙に包み、立てて保存し、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。
(鮮度が落ちると筋っぽく硬くなります)

栄養が豊富な旬のアスパラガス、是非新鮮なうちにお試しください。

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豚こまのマスタードクリーム煮

2012/05/05

GWいかがお過ごしでしょうか。
北海道にも、ようやく桜が咲き始めました。

早いもので、レシピの女王決勝戦から半年が経ちました。

これ、昨年の決勝戦後、長男が私のために絵を描いてプレゼントしてくれたものです。

pic.JPG

この絵を見るたび、家族、両親、友人がかけてくれた励ましの声やメール、
準決勝で沢山の方々が投票してくださったこと・・・
全てがあの時の緊張感とともに鮮明によみがえり、
"もっと美味しい料理を作りたい"とやる気にさせてくれます。

子どもたちは、私にとって原動力です。
親は子どもを励まし、支える存在だと思っていますが、子どもたちこそ、いつも私を励まし、
たくさんの力を与えてくれます。


このブログでは、全国各地の方々からコメントをいただき、本当に感謝しております。
「美味しかった」、「こんな風にアレンジした」、「こんなレシピ教えて」など、
皆様のコメント全てに、新しい料理を作る楽しさをいただいています。

沢山の方々に喜んでいただける料理を発信できるよう、一層努力したいと思っておりますので、
今後もどうぞよろしくお願い致します!

さて、今日は、「豚こまを使ったレシピ教えて」というご質問にお応えして、
「豚こまのマスタードクリーム煮」をご紹介します。

クリーム煮とはいっても、生クリームは一切使わず、牛乳とマヨネーズで作る軽い煮込み料理です。お手軽な材料で作る本格的なソースを是非お試しください。

「豚こまのマスタードクリーム煮」

butakoma.jpg

◆材料 (4人分)
生しいたけ・・・・・・・・・・・5枚
豚こま切れ肉・・・・・・・・・・350g
(下味)
酒・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
ナツメグ、塩、こしょう・・・・・少々

薄力粉・・・・・・・・・・・・・大さじ1
サラダ油・・・・・・・・・・・・小さじ1
バター・・・・・・・・・・・・・10g
白ワイン・・・・・・・・・・・・大さじ1

(A)
マヨネーズ・・・・・・・・・・・大さじ1
牛乳・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
粒マスタード・・・・・・・・・・小さじ2

塩・こしょう・・・・・・・・・・適宜

(付け合わせ)
茹でたブロッコリー、ミニトマト、イタリアンパセリ・・・適宜

◆作り方
1.生しいたけは軸を取り、十字に4等分に切る。

2.豚こま切れ肉 は下味の酒、ナツメグ、塩、こしょうをふり、手でよくもむ。大きい肉は、ちぎりながら12等分にし、ぎゅっと握って小判形にまとめ、薄力粉を全体にまぶす。

3.フライパンにサラダ油を熱し、2を中火で焼く。両面こんがり焼けたら、白ワインを入れてざっと炒め、1とバターを加えて
さらに炒める。

4.しいたけがしんなりしてきたら、(A)を順に加えて少し煮詰め、塩・こしょうで味をととのえて皿に盛る。

5.付け合わせのブロッコリー、ミニトマト、イタリアンパセリを添える。

★ポイント
豚こま切れ肉は、火が通りやすいよう薄めの小判形にまとめ、しっかり焼いてください。
あれば、くし型に切ったレモンを添えて、絞っていただいても美味しいです。

コクのあるソースに香る「粒マスタード」の風味とまろやかな酸味をお楽しみください。


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