日本一家庭料理がうまい女性決定戦!レシピの女王 超一流シェフ達があなたのレシピを審査

レシピ紹介

最終予選

柳川 香織さん 新潟県・医師

「夏野菜の豚肉ロール。大葉とチーズのソースで。」

旬の野菜を豚肉で巻いて頂きます!2種の特製ソースがポイントです!!

材料

●夏野菜の豚肉ロール
豚バラ肉(約350g)
〈A〉
塩(小さじ1)
砂糖(小さじ1/4)
酒(大さじ4)

長なす(1本)
ズッキーニ(1本)
オクラ(8本)
プチトマト(8本)
サラダ油(小さじ1) 
黒こしょう(適量)
ベビーリーフ(適量) 
レモン(1/2個)

●大葉オイルソース
大葉(20枚)
オリーブオイル(50cc)
塩(小さじ1/2)  
にんにく(1/2片) 

●チーズドレッシング
クリームチーズ(35g) 
〈B〉
塩(小さじ1/4)
レモン汁(小さじ1)
マスタード(小さじ1/2)
牛乳(大さじ2)

作り方

●大葉のオイルソース
【手順1】
大葉オイルソースの材料をすべてミキサーにかけたら出来上がりです。

●チーズドレッシング
【手順1】
耐熱容器にクリームチーズを入れて電子レンジで20秒程加熱します。

【手順2】
〈B〉を加えてよく混ぜ、さらに牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせます。途中、クリームチーズのなじみが悪い時は数秒レンジで温めてください。

●夏野菜の豚肉ロール
【手順1】
豚バラ肉にAをもみ込み、おいておきます。

【手順2】
なすは縦半分に切り、食べやすい様、皮に斜めに2~3か所浅く切り込みを入れます。それぞれ縦に3~4等分して水にさらします。ズッキーニは縦に6~8等分にします。

【手順3】
オクラは塩で表面をこすってうぶ毛をとり、水洗いして、ヘタを取ります。プチトマトは串に刺し、レモンはくし切りにします。なす・ズッキーニ・オクラ・トマトの水気をよく拭いておきます。

【手順4】
豚肉を広げ、水気をきったなす、ズッキーニをそれぞれ1本ずつ巻きます。

【手順5】
フライパンに油を熱し、オクラとプチトマトをこんがりと焼き、取り出しておきます。

【手順6】
(5)のフライパンをさっと拭き、(4)の豚肉の綴じ目を下にし、中火でこんがりと焼いていきます。焼き色が付いたら全体を焼き、余分な脂はふき取ります。仕上げに黒こしょうを多めに振ります。

【手順7】
大皿にベビーリーフを敷き、(6)をのせます。周りにオクラ、プチトマト、レモンを飾り、大葉のオイルソールとチーズドレッシングを添えたら出来上がりです。ソースをかけて頂きます。

いつもはお留守番をしていた柳川さんのお嬢さん、参加するお母さんをテレビで観て「私も応援する人になりたい…」と、今回初めて応援に来てくれました。柳川さんのレシピの女王に挑戦する想い、そんなお嬢さんとも関係がありました。

〈ご本人による作文〉
少し前まではレストランのような、豪華で手の込んだお料理が作れるようになりたいと思っていた時期もありました。でも、子供たちの食事を作るようになって、その考え方が変わりました。食事にはそれぞれ役割があって、家庭料理に豪華な料理は必ずしも必要ないと気が付いたのです。
 きっかけは数年前。娘が風邪を引いた後、ようやく食欲が出てきたので、「何食べたい?」と聞くと、返ってきた答えが「甘い人参と大根のお味噌汁」でした。よくよく考えてみると、私が今でも思い出す母の料理は、落とし卵のお味噌汁だったり、ポテトサラダだったり。何も特別なものではなくて、ほんとによくある、「おうちのごはん」です。そういうご飯が「母の味」だと気が付きました。今回、私の料理は、どれもコンテスト用に考えたものではなくて、私が普段作っている我が家のご飯です。普通の食材で、珍しい調味料も使っていませんが、旬の食材の美味しさを最大限に生かして、シンプルに美味しく食べる方法を私なりに考えて作ったものです。目新しさはないかもしれないですが、「今日、作ってみよう」と気軽にチャレンジしてもらえるとうれしいです。そして、いつか子供たちが大きくなった時に、ふと「食べたいな」と思い出してもらえるような「おうちのごはん」を作ることが、今の私の目標です。


どこの家にでもあるような食材で作る柳川さんの料理、今回挑戦してくれたレシピもこれといって特別なものは使いません。これから旬をむかえる夏野菜に下味をつけたお肉をクルクルと巻いて焼くだけなんです。そしてそれを頂く2種のソースの作り方もとってもカンタン!主婦に嬉しい一品でした。お嬢さんの応援もあり、見事ファイナルステージ進出です!おめでとうございます!!次回のレシピも楽しみにしています!

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